緑内障

早期発見・早期治療がとても大切です

緑内障の症状と治療

一度狭くなった視野は元に戻りませんので、早期発見・早期治療がとても大切です。
緑内障は初期には自覚症状がほとんどなく、病気の進行に気づかないことが多いので、少なくとも年に1回は定期健診を受けましょう。

緑内障の症状

(1)40歳以上?
(2)家族に緑内障の方がいる?
(3)近視がある?
(4)糖尿病・高血圧がある?
(5)頭痛・疲れ目がある?

緑内障

緑内障って?

視神経が障害されて、視野(見える範囲)が狭くなる病気です。 40歳以上の17人に1人、70歳以上では約13%が緑内障患者であるといわれています。

緑内障の原因は?

眼圧の上昇が病因のひとつと言われていますが、正常値(10~21mmHg)であるにもかかわらず、視神経や視野に問題のある患者さんが多いことがわかってきました。

緑内障の種類は?

房水の流れ (1) 正常眼圧緑内障(NTG)
  • 眼圧は正常範囲内なのに起こる緑内障です。
  • 日本人の緑内障の約6割と言われています。
(2) 原発開放隅角緑内障
  • 眼圧が高い緑内障です。
  • 房水が、隅角の出口から流れ出にくくなっています。
房水の流れ (3) 原発閉塞隅角緑内
  • 隅角が狭くなったりふさがったりして眼圧が上昇する緑内障です。
  • 急性型と慢性型があります。
(4) 続発性緑内障
  • 他の病気や薬の影響で眼圧が上昇して起こる緑内障です。
※房水:目の中の栄養を運ぶ液体です。毛様体で作られて、隅角にある出口から出て行きます。
※隅角:角膜(黒目)と虹彩(茶目)の間の隙間で、房水の出口があります。

緑内障の検査は?

(1) 眼圧検査
直接目の表面に測定器具をあてて測定する方法と、目の表面に空気をあてて測定する方法があります。
正常の範囲でも正常眼圧緑内障(NTG)の可能性があります。

(2) 眼底検査
視神経乳頭部の形に異常がないかチェックします。
当院には無散瞳カメラと画像ファイリングシステムがあり、眼底写真をお見せしながら視神経の状態や経過のご説明をさせていただきます。

眼底検査

(3) 視野検査
視野(見える範囲)が狭くなっていないか、視野異常が進行していないかチェックします。
当院では、約45秒で簡単に視野をチェックできるFDT視野計や、静的量的視野計(ハンフリー自動視野計)、動的量的視野計(ゴールドマン視野計)の3種類の視野計を用いて、緑内障の早期発見、経過観察をおこなっています。

緑内障の治療は?

眼圧を低くコントロールして進行を防止する治療になります。緑内障の種類、進行の程度によって、目標の眼圧値は異なります。

(1) 薬物治療
房水の産生量を減少させて、房水の流れを良くする点眼薬を使用します。
種類を変えたり2~3種類に増やしたりしながら、目標の眼圧にします。
点眼薬だけでは効果が不十分な場合、一時的に内服薬を併用することもあります。

(2) レーザー治療
レーザーを虹彩にあてて房水の通り道を作るとか、隅角にある房水の出口にレーザーをあてて出口を広げるなどして房水の流れを良くしたりします。

(3) 手術
房水の流れを良くして、房水の産生をおさえる手術などがあります。

当院では、無散瞳でも視神経を撮影できる眼底カメラや、約45秒で出来るFDT視野計があり、簡単に緑内障検診をおこなえます。
お気軽にご相談ください。

[一部図:参天製薬提供]

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